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zoom RSS 富士川車輌工業製FS067を履かせてみる(その2)

<<   作成日時 : 2016/01/03 18:17   >>

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 年末年始、家族サービスの合間にちまちまと作業を進め、正月休み最終日の今日、ようやく完成と相成りました。
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 台車パーツは、バラバラのままだと塗装の際保持するのが大変ですので、仮組して持ちやすくしました。
 ボルスタパーツと台車枠の間は少々隙間をあけて(奥まで押し込まない)、塗料がパーツ間の隙間に浸み込んで固着してしまわないようにしました(集電板組み込みのため、後で分解する必要があるためです)。
 まず最初にガイアノーツのマルチプライマーを吹き付け。塗装された部分が透明になるので、ムラなく塗れているかどうか容易に確認できました。

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 電連パーツは鉛筆削り器で尖らせた棒の先に両面テープを巻いて写真のように保持。マルチプライマーを吹き付けました。

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 台車と電連はGM09ねずみ色1号、集電板の表側はGM10黒色にて塗装。
 集電板を塗ったのは、台車枠の隙間からわずかに集電板が顔を出してしまうからです。
 車輪の輪芯とタイヤの縁もねずみ色で塗っておくと見た目が落ち着きます。

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 ねずみ色を塗ると台車のディテールがはっきりします。
 ボルスタアンカーがちゃんと棒になっていたり、ブレーキシューが踏面の位置にあったり、ブレーキロッドが末端まで再現され、排障器にATS受信器、果ては速度計発電機まで…これが一体で表現されているのですから驚いてしまいます。

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 説明書に従って台車を組み立てました。ボルスタパーツと台車枠は瞬間接着剤で固定。台車枠がきちんと垂直になるように気を付けました。

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 続いてクハの床板を加工し台車が取り付けられるようにします。
 慎重に床板を取り出し(ゴム系接着剤で固定してあったので)、元の台車を取り外しておきます。

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 t1.0プラ板をφ4.5の穴あけポンチで打ち抜き、円盤を4枚作成。
 円盤の周囲を少しヤスって瞬間接着剤を塗布した床板のボルスタ穴にはめ込んで固定。
 目立たないところなので、形は多少いびつになってもOKとしました。
 加工が大変なので、円盤はt0.5でも良かったかもしれません。

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 円盤が固着したら、写真のようにφ3.2のドリルで円盤に穴をあけました。勢いよくやると穴が貫通する間際にドリルの刃がプラ板に引っかかって回転しなくなっちゃいますので、ゆっくり開口していきます。

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 無事円盤に穴があきました。

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 エバーグリーンのφ3.2プラパイプを約5mmの長さに切り、円盤の穴に瞬間接着剤で固定。車内側で両者がツライチになるようにしました。
 固着後、ボルスターからプラパイプが2.2mm出っ張るようにパイプを削って調整。KATOの台車固定ビスをパイプの穴にねじ込んで、セルフタッピングしておきました。

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 あとは台車をビス止めし、床板を元通り車体にはめ込んで完成。
 一気に801系らしさが増して大満足!(台車に車体が負けている気がしないでもないですが…)

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 台車交換前後の様子を比べてみると、これはもう雲泥の差としか言いようがないです。

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 今回初めて3Dプリンター出力パーツを使ってみましたが、パーツの切り出しと仕上げにちょっと注意してやるぐらいで通常のプラパーツ同様に扱えることがわかりました。

 ちょっと気になるのは強度面で、西武用電連パーツは薄すぎて割れてしまい、結局使い物になりませんでした(東武用はやや厚みがあり大丈夫でしたが)。
 ブレーキロッド先端も何かに引っ掛けて容易に壊してしまいそうで、取扱注意です。この点については組み立て説明書でも言及されており、ケースへの保管に際してもウレタンに刺さったりしないように、ウレタンをカットしたり、車両保管袋に入れてから収納したり(袋も付属しているのは親切だと思いました)、といったことが必要になります。

 それでも、FS067なんてわずか10両分しかなかった超・マイナー台車がプラ製量産パーツ化されるなんてことはまずないでしょうし、台車の自作や改造はなかなか大変。3Dプリンターをうまく活用すれば、データさえ何とかなれば(これがまた大変なんですが)、慣れ親しんでいるプラパーツ同様に扱えるものが比較的容易に得られる点は魅力的です。

 今後パーツの経時変化(反りや収縮など)も見てみたいと思いますが、なかなか面白い技術と素材が現れたなぁ、と感じました。

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