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zoom RSS 西武9000系『L-Train』を作る!改め『SEIBU KPP TRAIN』に挑戦!(その1)

<<   作成日時 : 2016/07/10 14:08   >>

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【7/14 ステップに関する記述を訂正(赤文字部分を追記)】

 青い西武9000系はめでたく塗装済み完成品で発売されることになりましたので、ピンク色の西武9000系に挑戦することに。
 実車は武蔵丘で開催された電車フェスタで、模型展示会場から遠目にチラリと見ただけなのですが、見た目のインパクトは強烈!それに、模型で4色の9000系を並べてみたくなったというのも製作ネタ変更の動機です。
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 西武9000系には、スカートの形状が2種類あることがよく知られていますが、その他にも模型で再現してみたい差異がいくつかあります。
 あまり知られていない部分もあるかと思いますので、製作記事に行く前に簡単に形態整理をしてみましょう。
 と言っても、西武沿線に住んでいたころは、あまりマジメに撮影していなかったので、ひどい写真しかないのですが、その点はどうかご容赦を。

◎スカート開口部の形状差
 スカートの連結器周囲の開口部寸法に2種類あることがよく知られていますが、さらに細かく見ると開口部の小さいスカートが3種類に分類できそうです。
 注目点は開口部下隅角のRの大きさで、どうやら3種類のRが存在するようです。
 写真を眺めていると目がチカチカしてきて、どれも同じように見えてしまったりもするのですが(-_-;)

@開口部:大・R:小
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クハ9101
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クハ9001
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クハ9102
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クハ9002
 古い写真ばかりで恐縮ですが、一見新2000系と同じスカートを装備するのが上記の4両。
 但し、一般的な新2000系のスカートと比べると開口部下隅のRが(黄色丸部分)ほとんど角ばっているぐらいに小さいため、新2000系とはやや印象が異なって見えます。

 余談ですが、新2000系にも9000系と同様のスカートを装備したものが存在する他、左右でRが異なるものもいるというややこしさ。
 なぜ形態差が生じたのか不明ですが、メーカーによる差異ではなさそうです。
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 これが一般的な新2000系のスカート。Rが大きい。クモハ2501
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 9000系と同じRが小さいスカートを履いた新2000系。車番調査中(何番だったけ?)
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 左右でRが異なる例。クモハ2457

A開口部:小・R:小
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クハ9103
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クハ9005
 9003Fより開口部が小さくなったのですが、Rが小さいものは少数派。この他にクハ9003のスカートもこのタイプです。

B開口部:小・R:中
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クハ9105
 開口部のRがやや大きくなりましたが、一般的な新2000系のものほど大きくありません。この他にクハ9104もこのタイプですが、わずか2両のみのスカートです。

C開口部:小・R:大
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クハ9004
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クハ9106
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クハ9006
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クハ9107
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クハ9007
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クハ9108
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クハ9008
 開口部のRが大きいもので、一般的な新2000系のものと同様の大きさです。9000系では最大勢力です。

 GMより製品化されているスカートは、開口部のRが大きいものをプロトタイプにしていますので、Rの大きさをヤスリ等で調整してやると微妙な表情差を楽しめるかもしれません(マニアックすぎるか…)。

◎連結面の窓幅・ステップ位置
 9001〜6Fは新2000系と同様ですが、9007・8Fは新製時から転落防止幌が取り付けられた関係で、幌の幅の分ステップが内側に寄り、窓幅が狭くなっています。
 後に9006Fまでの編成にも転落防止幌が取り付けられましたが、幌と干渉するステップは別部品を溶接して内側に寄せられた他、パンタグラフに隣接しない妻板のステップは全て撤去されました。
 模型でも現在の9000系を再現するには是非作り分けてみたいポイントです。ただ、窓幅は苦労する割には言われてもわからない結果になりそうですが…。
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 9001〜6Fの転落防止幌取り付け前の妻板。赤丸部分に注目。モハ9501
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 9007・8Fの妻板。ステップが内側に寄り、窓幅が狭くなっている(縦長になっている)ことがお判りでしょうか。モハ9207
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 9001〜6Fの転落防止幌取り付け前後の比較。こちらは取り付け前。モハ9201
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 転落防止幌取り付け後。幌と干渉するステップ(赤丸部分)が内側に移設されています。モハ9802
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 パンタグラフが隣接しない妻板についてはステップを全て撤去(赤丸部分)。屋根上の手掛けは残されています。
 ステップが残っているのは、クハ9100〜モハ9200の間、サハ9400〜モハ9500の間、サハ9700〜モハ9800の間の3ヶ所及び一部編成のモハ9500〜モハ9600の間。ちなみに、9006Fには残っておらず、9001F〜9005Fには残っていることを確認しています。9007・8Fは全ての妻板にステップが残存。

◎ヒューズ箱
 屋根上のヒューズ箱は新品のグレーのものと、101系からの流用品の銀色のものが混用されています。
 概ね、モハ9200と9500が新品、モハ9600(抵抗制御時代)とモハ9800が流用品というパターンですが、編成ごとに異なりますので、こだわるなら現車のチェックが必須です。
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 モハ9208の抵抗制御時代。ヒューズ箱は新品。VVVF化改造時にパンタから妻板への配管が1本少なくなっています(写真奥側の1本を撤去)。
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 モハ9608の抵抗制御時代。ヒューズ箱は流用品で形態も新品とは異なります。
 VVVF化改造時に、モハ9600のパンタとその配管は全て撤去されました。

 KPPトレインになった9001Fでは、モハ9201・9501は新品のヒューズ箱、9801は流用品のヒューズ箱です。
 また、クーラーについても各車差がありますので、これらも含めて模型で再現してみようと思っています。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは

いつも凄いと思いながら閲覧させていただいております。

西武鉄道の細かい描写を模型に反映させていらっしゃって脱帽です。

カラフルになって魅力が増した9000系のですが、スカートの細かい違いがあったとは知りませんでした。
開口面積の違いくらいと思っていたので…

撮影した写真を確認したら連結器周りとは別に左右のクレーンフックの書き取りのRも違っているのですね。

KPPの落成を楽しみにしてます。
GSE20-AETLH
2016/07/11 21:59
GSE20-AETLHさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

確かにクレーンフック部の欠き取りのRも違っていますね!
気がつきませんでした。
沿線在住の友人より、9000系全先頭車の写真をお借りできたので、近日中に修正記事を書こうかと思っています。
私の写真は古過ぎて、現状と合わないものがありました。

KPP、前途多難ですが頑張ります。
ヤマシタ
2016/07/11 23:11

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